二人の娘と一緒に参加しています。
大正時代の人々…大人は皆、明治生まれなのですね。当然ですが。
私の役は、私の曾祖母より一回り位年上です。演じていて、今は亡き人々が、泣いたり笑ったり、人と支えあったり衝突したりして、懸命に生きてきたんだな…と、改めて感じます。
生身の身体と感情は同じ。けれど環境は、今とは大きく違います。
ラジオ放送すら無かった時代を想像し、ちょっぴり大正ブームの我が家です。 時代背景を調べ、娘たちにも伝えていますが、どのくらい理解しているかしら?
今、自分たちの足もとで、舞台によって、自分たちに何かできることはないか。その想いがこの〈かながわ絆プロジェクト〉の始まりです。かながわ、横浜から、震災から感じたもの、伝えたいことを、大切に育てたいと思います。