いまの想い

かおるんです。

 

本番が終わり、子供達が帰り旦那さまとも別れ…家族が解散。学園の先生や生徒たちともサヨナラをする…芝居のなかとはいえ私が生きた場所が無くなっていくのはとても悲しいことです。

ふと、去年のあの日、サヨナラも言えずに突然むかえた沢山の別れのことを思いました。

自分の日常を生きるためには、いつまでも震災と重ね合わせていては心がもちません。

いつもはゆっくり自然に役が出ていくのを待ちますが、今回は無理やり追い出す努力をしています。

だけど反面、そういう作業をすることに罪悪感のようなものも感じます。

 

公演が終わり、寄付の目処がたった。…それで?…だから?…満足なの?

 

この企画に参加するときに気をつけたこと。「お芝居がしたいからついでにチャリティー」にしない!

確かに芝居が大好きな人が集まって、出来ることをしましたが。

 

踏み出してしまった以上、何かをおこした以上、ちゃんと終わりかたやこの先に責任をもたなければいけないな、と。
プロジェクトの次回集まりはだいぶ先になりそうだし、どうも落ち着かない…むしろ日に日にチャリティーってなんだ?と考えることが増える。

 

役者としてはやりきった。

それは胸を張れる。

 

でも、役を追い出した後のワタシはこの企画にどう向き合えばいいんだろう。

いまさら…いまだからなのか…そんなことを考えています。

 

考えすぎないよう気をつけます(^-^)